HOT ! 【LPレコード】佐井好子『萬華鏡』

佐井好子『萬華鏡』(1975年発売)\r（BLACKレーベル BAL-103 / 発売元：テイチク株式会社）\r\r佐井好子のデビューアルバム『萬華鏡』は、幻想的で不思議な世界観を持つ楽曲が収録された作品です。彼女は夢野久作や谷崎潤一郎から影響を受けており、本作では、ルパン三世のテーマ曲で知られる大野雄二が編曲・プロデュースを担当しています。\r\r※盤の状態\r\r- 表紙・裏表紙・帯：経年変化による退色はなく、良好です。\r- 背表紙：経年変化による退色があります。（写真7）\r- 表紙左下角に打ち身があります。（写真8）\r- レコード盤：両面とも傷はなく、概ね良好です。\r- 発送：新しい外装袋に入れてお送りします。\r\r※収録曲\r\rA面\r\r1. 夜の精\r2. 冬の地下道\r3. 逢魔ヶ時\r4. 恋した人へ\r5. 椿は落ちたかや\r\rB面\r\r1. 酔ひどれ芝居\r2. 紅い花\r3. 二十才になれば\r4. 雪女\r5. 見果てぬ夢\r\r※「二十才になれば」について\r\r佐井好子を知るきっかけとなったのは、名前は忘れましたが、ある映画の挿入歌として「二十才になれば」が使用されていたことでした。（大学生のころ）\r\rこの楽曲は1975年にリリースされたデビューシングルであり、成人を迎える女性の心情を描いたフォーク調の曲です。佐井好子のハスキーで独特な歌声と、詩的で文学的な歌詞が特徴的です。その背景には、高野悦子の著書『二十歳の原点』の影響があると考えられています。\r\r『二十歳の原点』は1970年代に多くの若者に読まれた作品であり、佐井好子の歌詞にもその影響が感じられます。楽曲は、成人を迎えることへの期待や不安を表現しており、シンプルなメロディーとともに、深いメッセージを持っています。\r\r佐井好子は同志社大学在学中に詩作や作曲を始め、ラジオ番組へ楽曲を応募したことが音楽活動のきっかけとなりました。「二十才になれば」は、彼女の音楽キャリアのスタートを象徴する作品のひとつです。\r\r完成度の高いトータルアルバムを、ぜひじっくり堪能してください。

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